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嘘つきな空気、地球はこまらない

嘘つきな空気、地球はこまらない

■出展者 
市川龍児

■会期 
2025年7月2日(水)~ 13日(日)*7(月)、8日(火)休廊。
open 12:00 - close 19:00 *最終日は16:00まで、月・火曜休廊

■会場 
Nadar 京都/大山崎
<企画展示室>
京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田45-28
Googleマップ

展示について

目の前八幡製鉄所七色の煙がきれいと言われた若松区で、
気管支喘息、アレルギー体質の私が生まれた。
空も海も灰色が当たり前でした、愛知県に引っ越すまでは。

気管支の感覚はまさにアンテナやレーダーのようにチェックしている、
以前、新築のアパートに居た時体調は最悪に、建材からの不穏なガス発生
なにかは解らない、経済優先で建てた、弱い人は無視だろうか。
そもそも街は人間だけの事しか考えていなかった、今いろいろ
考え直さなければならない、気候変動は何がどう変化しどうなるか予測してほしい。

高層マンションはせめて電気は建物内で作れないものか、雨水活用、ゴミによるガス作成
など、エネルギーの使いすぎと思われる、支払えばいい時代は過ぎた。
地球の全微生物とコミュニケーションをとる時代にはいるべき、まず地面下の微生物解らないが多いが無視できない。今の環境エアコンなしでは過ごせない、一見清潔と思わせる、生存条件をカットしたような建物群、虫もいない空間作ってどうするんだと言いたい、人間の体内にも皮膚にも数え切れない程の微生物がいて守られてもいる。見えない人、聞こえない人、車椅子の人、病気の人らが写している空間を通っていたかもしれない、そういう事を連想しながら写しプリント制作に向かう。

土にいる微生物解らない事だけに見つめる、まさか根と菌がやり取りしてたなんて驚きでしたし、嬉しくもあった。
人間だけが生命の循環を邪魔しているのではなかろうか、便利だけが優先して他人事のような世界になりそう。
いいのだろうか

インスタレーション
宇宙線と紫外線と時間により、写真は退色します。
オレンジ一色に変換していきます、時と共に見え方の変化を
実感してください。

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