ナダールtop > ギャラリー > これからの展示 > めざせ個展2026 グランプリ受賞作品展「The Gravity of a Point」
Gallery写真展
めざせ個展2026 グランプリ受賞作品展「The Gravity of a Point」
■出展者
伊藤有子
■会期
2026年11月4日(水)〜 8日(日)
open 11:00 - close 18:00 *最終日は16:00まで
■会場
Nadar 東京/世田谷
東京都世田谷区世田谷1-41-2 スカイコート第3 108
Googleマップ
展示について
■作品について(作者より)
私は劇場や映画館、スタジアムなど、人が集まる場によく足を運びます。
作品や試合そのものを楽しむのはもちろんですが、 その時、その場所に偶然集まった見知らぬ人々と同じ時間を共有するその場に漂う独特の空気感に、たまらなく惹かれます。
名前も職業も知らない人たちが、ある日、ある場所に集う。
もし全員の人生を文字に書き起こせるならその日の記録には全く同じ一行が刻まれているはずです。
それがとても不思議で、集ったことは単なる偶然ではなく、その時間と空間が作り出す引力があるのではないか、ホールやスタジアムのような特別な場に限らず、電車の中やレストラン、道ですれ違う人々ですら 時間と空間に引き寄せられたのかもしれない、と以前から考えていました。
2017年に京都芸術大学のコラージュの授業でその感覚を可視化する方法に出会い、本作の制作に至りました。
一つの地点から動かず、一定時間、同じ画角で空間を細切れに撮影、すべての写真をL判でプリントし、背景を作成した後、 人物だけを切り取って背景に戻します。
そこに写る人々は、「同じ時間・同じ場所にいた」という事実によって結ばれています。
コラージュに存在する全員が、 再びどこかで一人も欠けることなく集うことは限りなく不可能です。
ある日の、ある時間に、ある場所で、 私に撮影されたという共通点を持つ人々を閉じ込め保存することで、 時間と空間が作り出す引力を表現したいと考えました。
プロフィール
伊藤 有子
1976 年東京都目黒区生まれ
2008 年 ナダールの「女性による女性のための写真教室」受講をきっかけに作品制作をはじめる
京都芸術大学通信教育学部美術科写真コース卒業
ギャラリーレンタルについて
