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森谷 修 写真展「み熊野の」
■出展者
森谷 修
■会期
2023年2月11日(土)~2月19日(日)会期、営業時間が当初予定から変更になっております。ご注意ください。
open 12:00 - close 18:00 *最終日は16:00まで。会期中休廊日なし。
■会場
Nadar 京都/大山崎
<企画展示室>
京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田45-28
Googleマップ
展示について
熊野は滝や岩など神話の時代から残る聖なる場所が多く現存している。
山中深く分け入る私も、いつしか古代人同様に大いなる自然に圧倒され、時に恐怖し、畏怖・畏敬といった心のありようへ向かう。
荒さぬように、不敬にならないように、手を合わせ、感謝し、静かに静かに。
漂う気配を変えないことに全神経を集中させる。
2018年、熊野本宮大社は創建二千五十年の節目を迎えた。
後世に伝え残したいと思う私に、撮影した写真を記念の年に奉納する大役を務めさせていただけることになったのだ。
古からつづく悠久の時を現在の景色に重ね合わせ、この先一千年残る写真をお納めしよう、私は強く決心した。
制作するのは写真の古典技法を用いたプラチナプリント。
プラチナは安定性抜群の金属で、銀同様に感光材料となる。
ならば紙は和紙が最適であろう。
私は昔ながらの製法で手漉きされている現地の職人に会い、わが情熱をぶつけてみた。
こうしてプラチナプリントのための特別な手漉き和紙を制作してもらえることとなった。
プロフィール
フォトグラファー
森谷 修 (もりやおさむ)1965年生まれ /乙巳
1965年 東京生まれ
1988年 株式会社東北新社 CM撮影部
1995年 森谷修写真事務所 設立
主に人物ポートレートを中心に、広告、雑誌、webメディア等、幅広く撮影している。
◎ 写真家としての活動
「祈り」が主要なテーマ。
古代から今に続く暮らしや信仰のあり方、その痕跡をモノクロームで表現している。「祈りの原風景」シリーズと位置づけ、海を渡りし民族に思いを馳せた「沖縄・珊瑚の記憶」、信仰と暮らしが寄り添うバリ島「バリの祈り」、そして2018年には作品集「熊野」を発表。
一千年の保存が可能なプラチナプリント制作し、熊野本宮大社創建2050年の年に作品全12点を奉納した。
◎ 著作
2006「銘機浪漫〜カメラが僕にくれたもの〜」(エイ出版)
2008「ライカの魔法」 (エイ出版)
2022「デジタルで極める完全なるモノクローム」(ホビージャパン)
◎ 写真集
2013「バリの祈り」(ar出版)
◎ 撮影担当
「どっこい大田の工匠たち」(現代書館)
「秘密倶楽部o-daiba.com」
(栗山千明・宮崎あおい・ベッキー・須藤温子・松本まりか)「リコーカメラカタログ」
他 雑誌、CDジャケット、広告 多数
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