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SUNDIAL – – 光を求めて2023 – –
■出展者
齋藤 晋
■会期
2023年11月11日(土)~11月19日(日)
open 11:00 - close 18:00 *最終日は16:00まで。会期中休廊なし。
■会場
Nadar 京都/大山崎
<企画展示室>
京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田45-28
Googleマップ
展示について
2011年の東日本大震災の直後、東京の夜景は節電の影響で暗くなりました。
私は、この事をきっかけに、煌々とした照明を使った生活に疑問を持ちました。
谷崎潤一郎は1933年に発表した「陰翳礼讃」という文章で、日本の日常生活に存在する陰翳のもたらす美しさについて書いています。
私は、谷崎がどんな光や翳を見たのか興味を持ちました。なぜならば,どんな光や陰翳を好むかは、その文明がどんなものかを象徴すると思うからです。
私は100年以上前から現在まで存在する建物や庭園に出向いて、そこに降り注ぐ光を使って撮影しています。
過去の光を見ることはその時代だけではなく、その光を通して現在や未来の光を考えることです。
SUNDIAL - - Searching for lights 2023 - -
As an aftermath of the Great East Japan earthquake in 2011, the night view of Tokyo has darkened because of the implementation of energy-saving initiatives. This made me question about our lives ablaze with lights.
Japanese writer, Junichiro Tanizaki, wrote the beauty of shades and shadows existing in Japanese daily life in his essay, ‘In Praise of Shadows", published in 1933.
I was wondering what kind of lights and shadows were seen by this author. I believe that every civilization has its characteristic lights and shadows and this mirrors the society itself.
I am taking photographs of architectures and gardens built more than a hundred years ago, utilizing natural lights that illuminate the structures. Trying to capture the lights of the ancient times means that we are not only thinking about the past but also about the present and the future.
プロフィール
1.氏名及び住所等
齋藤 晋
奈良市西京区在住
2.拠点国及び生年
日本
1957年生まれ
3.教育
独学
14歳のとき父親から1台の旧いカメラを譲り受け、叔父からフイルム現像を学ぶ。その後独学で写真術を学習する。
4.個展
2017年 HOURGLASS Roonee 247 Fine Arts 東京都
2015年 FLOATING SIGHT vol.2 ギャラリーマゴット 大阪市
2013年 FLOATING SIGHT ひぽたまの食卓 河南町
2010年 Trivial Scene vol.2 ギャラリーマゴット 大阪市
2009年 Trivial Scene KAVCギャラリー 神戸市
2005年 TAMAMONO ナダール渋谷355 東京都
5.グループ展
2016年 RAIEC TOKYO2016 3331Arts Chiyoda 東京都
2014年 写真。 海岸通ギャラリーCASO 大阪市
2010年 ライムライトイン東京 トーテムポール・フォトギャラリー 東京都
2009年 タントテンポピュア vol.2 ギャラリータントテンポ 神戸市
2008年 タントテンポピュア vol.1 ギャラリータントテンポ 神戸市
その他
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