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3人の卒展
■出展者
PG CHANT(Akiko Nakamura、八木勝己、佐竹光雄)
■会期
2024年3月26日(火)~ 31日(日)
open 11:00 - close 18:00 *最終日は16:00まで
■会場
Nadar 京都/大山崎
<一般展示室>
京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田45-28
Googleマップ
展示について
京都芸術大学に2020 年度入学して、今年の春、はれて卒業をした三人。
日頃は思い思いの撮影を試みている三人がいた。
お互い励ましあいながらこぎつげた卒業作品のそれぞれ。
個性豊かな私たちは、ここにつどい、
今後それぞれの世界に旅立つ礎として今回の展示会を開きました。
時間の許す限りのぞきにきてみてください。
■八木勝己
里山は、自然に溢れた地域をイメージすることが多い。しかし、野生の自然空間である「奥山」と人間の生活空間である「里」との間にある人間によって伝統的、文化的にコントロールされて創り上げられた中間領域である。
人は、里山に足を踏み入れることで、緩やかに流れる時間のなかに自分を置くことで、安らぎやなつかしさを感じる。
■Akiko Nakamura
眼差しのむこうに
紙幣は、信頼により成り立っている。生活に必要な紙幣には、その国を代表する歴史的人物が選ばれている。
その人物たちの「眼差し」にフォーカスした。鋭い目、見抜くような目、刺すような眼差し、遥か遠くを見通すような視線。生きることの深みや重みが伝わってくる。
■佐竹光雄
私、佐竹はガンサバイバーです。
ガンサバイバーは決して可哀想な人ではありません。
また、気の毒な人でもありません。
「人間はいつか死ぬことになっています。」
ガンになったことで少し怖い思いをしました。
また、少し辛い思いもしました。
ガンになって自分の人生を見つめ直すことができました。
ガンサバイバーになって死生観が変わりました。
その意味を込めてタイトルは「re:born」としました。
今回の作品はガンサバイバーが撮ったポートレートです。
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