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雪おこし、日々、

雪おこし、日々、

■出展者 
北口明子

■会期 
2024年10月1日(火)~ 12日(土)*7日(月)休廊。
open 11:00 - close 18:00 *最終日16:00時まで

■会場 
Nadar 京都/大山崎
<企画展示室>
京都府乙訓郡大山崎町大山崎鏡田45-28
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展示について

「雪おこし」とは、雪が降る前に鳴る雷の事で、日本海側の降雪地域で使われている冬の季語です。雷鳴とともに、山や田畑など見慣れた景色は、その表情をがらりと変えてゆきます。

ひとたび大雪になると不便を強いられる一方、さまざまな楽しみももたらしてくれます。幼少より春の便りが聞こえてくると、嬉しい反面、どこかしら特別感のある季節の終わりに名残惜しさを感じていました。

晩秋になるとカバンにカメラを忍ばせ、散歩の途中など道すがら出会う何でもない風景を撮ります。撮影してから⾧い時間が経ち、元旦の震災をきっかけに撮りためたフィルムやプリントを箱の中から引き出してみました。一つ一つが身に沁みついて決して自身から離れることのない風景の断片、わたしと故郷の記憶です。

ゼラチンシルバープリント、約 15 点を展示します。

この展示は、2024年「めざせ個展」(京都)ナダール賞受賞記念展です。
https://g-nadar.net/240416kyoto_b

プロフィール

北口明子

石川県小松市出身
大阪芸術大学 写真学科卒業。
作品の多くはゼラチンシルバー、サイアノ、ヴァンダイク、プラチナなどアナログ技法で制作。故郷の自然風景や身近に住まう場所から得た感覚を作品づくりに投影させている。 2014 年に個展「山奥の村、大土」、2018 年「曳山子供歌舞伎」。その他グループ展に多数参加。

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