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写真ってええやん_その1「セレクトする」
カテゴリー:スタッフコラムスタッフ<オーナー・林和美> 2022-01-26更新
「人生は選択の連続である」
「人生は選択の連続である」とは、かの有名はシェイクスピア先生のお言葉だ。ということは、自分が撮った写真も、どっちがええか、どれがええかを選択し続けなあかんということや。
日頃撮影する枚数は、フィルム時代のそれとは全然違い膨大な数やわな。そのセレクト作業は、考えるだけで、気が遠くなる。もうめんどくさいから、やっぱりやめとこってなるけど、ちょっと待った!セレクトすることには、ええことがある。それが何かって言うたら、次の二つやと思う。
今まで撮った写真を見返すと
一つ目は、日頃の自分を見返して、今の自分を知ることが出来るということ。
写真に写ってるもんは自分自身や。今まで撮った写真を見返すと、自分がどんな環境で生きてきて、何に興味を持ってたかわかるし、それを見返して、どう思うかで、今の自分がわかる。
成長してるか?
写真は上達してるか?
写真上達の力となる
二つ目は、目的に合った答えを探し出す力をつけることが出来るということ。
・自分の部屋に飾る
・ポストカードにして友達に送る
・個展を開く
・公募展に参加する
・写真コンテストに応募する
・キュレーター、編集者に見てもらう
目的が違えば、セレクトする写真も変わってくる。目的にあったもんを考えていかなあかん。自分の頭で考えること、セレクトすることが、ひいては写真上達の力となる。筋トレと同じく繰り返して行うべし。セレクト筋がついてくれば、自ずと自分が写真を撮る理由も明確に見えてくるはず。
セレクトした写真を外に出せば、結果として、評価される。それが良くても悪くても、それが社会と繋がることやと思う。
気にせんでええ。
最後になるけど、自分が出したセレクト結果は大事にすること。もしも、偉い先生や有名な人から、納得いかん様なひどいことを言われても、気にせんでええ。それはその人の考え方なだけや。それよりも、自分の写真のことを好きやって言うてくれる人のことを大事にしたらええ。せやから、そのためにもセレクトは真剣にせなあかんで。
おまけ
今回は「光」をテーマに写真をセレクトしてみました。
あなたもやってみませんか?
いいのが出来たら、これ!
つい撮ってしまうもの展「光」出展者募集中!
なぜだか気になってしまう、無意識にカメラを向けてしまう、何度出会っても心動かされてシャッターを切ってしまう、そんな“つい撮ってしまうもの”ってありますよね。
色々な“つい撮ってしまうもの”があると思いますが、今回は「光」をテーマに作品を募集します。
例えば、眩い朝の光、降り注ぐ木漏れ日、カーテン越しの光、燃えるような夕日。
鮮やかな光、柔らかい光、儚げな光、懐かしい光、切ない光、煌めく光。
あなたがつい撮ってしまう「光」を、ぜひ見せてください。
詳細はこちら > つい撮ってしまうもの展「光」出展者募集