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女性のための写真表現講座修了展「めくるめく」

女性のための写真表現講座修了展「めくるめく」

■出展者 
垣﨑さおり、木全裕美、栗本智恵美、さかいまみ、shoko、丸山瑛

■会期 
2018年2月21日(水)~3月4日(日)
open 12:00 - close 19:00 *最終日は16:00まで、月・火曜休廊

展示について

写真家・馬場磨貴さんを講師としてお迎えして開催した「女性のための写真表現講座」修了生有志6名の写真展です。

2017年の3月から7月にかけての5ヶ月間で開催したワークショップは、1冊の写真集を作ることを目標に取り組みました。その成果を、写真集と写真展示によって発表いたします。

【講師プロフィール】

馬場磨貴 / Umaba Maki
東京出身。主な作品に「ふたり」第33回太陽賞・準太陽賞受賞、写真集「absence」蒼穹舎がある。2002年 文化庁在外研修派遣(フランス)。2016年6月 写真集「We are here」を赤々舎より刊行。

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6人の女たちは、個性も追いかける被写体も千差万別だ。
日常の泡沫の出会いや、ザワザワとした多重露光による非現実の世界。
一つ共通点があるとすれば、カメラが彼女たちの心のすぐ側にあるということだろう。
すくいとるという意味を考える。
私は日常的に日記のように写真を撮らない。
何か一つのことを探るために写真を撮る。
だからこそ彼女たちの、日常(= 日々の見えにくいもの)をすくいとる力に胸がときめくのだ。
ギャラリーを出たあと、目の前の世界が、ほんの少し輝いて見える。
そんな 儚い“めくるめく”体験を、ぜひ。 

『 この高鳴りをなんと呼ぶ 』 垣﨑さおり

地面に落ちていた1枚の花びら、儚くも力強い影…
日々生きている中で、突然うわっと湧き上がる高鳴りを信じ、
誰かの期待に応えることなく、がむしゃらにシャッターを切る。
こうして1つ1つ集めた高鳴りを1冊にまとめた。
この高鳴りをなんと呼ぶ…
答えはきっとこの中にあるかも知れない。

『 きこえる 』 木全裕美

日常のふとした時に、
心がグッと上がる風景に出逢える事がある。
その間数秒。
カメラの設定、云々していると、
瞬く間にどこかへ消えて行ってしまう、儚い出逢い。
向こうから呼んでくれたのか、
自分が引き寄せる事が出来たのか未だに分からない。
今回Bookにはそんな泡沫の出逢いを集めてみた。

『 SORA 宙 』 栗本智恵美

風に揺れる木の葉 水面を走る彩り
季節を歌うように咲く花たち 変わりゆく愛しき姿
光と影が織りなす不思議な瞬間
その目撃者になれた喜びを込めて撮したものは
その時から過去になってしまうものだけれど
永遠に通じる「とき」を現わす「宙」のように
SORAへ向かって心を泳がせることが出来れば
この先にも繋がってゆけると信じたい

『 ナユグ 』 さかいまみ

iPhoneのアプリで多重露光風の写真を1日1枚作成している。
今回、講座を受講するにあたり、脈絡のなかった1枚1枚を言葉のない絵本のようにまとめることを目指した。

美しくも禍々しい非現実。
シンプルとは無縁のこれでもかと言うほどに重ね合わせた「ざわざわ」とした世界をご覧いただきたい。

『 blessing 』  shoko

娘を下町両国で授かり、家族3人でこの土地で暮らしていくという、夢にも思わなかった今。3歩進んで2歩退がるような毎日ではありますが、この1年間にも感じることのできる子供の成長がありました。

『 水底にて 』 丸山瑛

時間と他者が存在する以上、世の中はたくさんの残像が重なったまま動いていく。繋がりあった膨大な関係性の中で、「人がただ生きている状態」が見たかった。自分というものについて考えるとき、彼女たちは誰もいない深い水の底で休んでいるように見える。その水面の下の温度や音や底からの景色に触れてみたくて、私は彼女たちにカメラを向けた。繊細で脆いその人だけの輪郭が見えたとき、同時にすべての人の水底を思う。

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