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上野四索・山田愛 共同個展
■出展者
上野四索・山田愛
■会期
2020年2月5日(水)~2月9日(日)
open 12:00 - close 19:00 *最終日は16:00まで
■会場
Nadar 東京/南青山
東京都港区南青山3-8-5 M385Bldg
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展示について
写真を学校で学んだ同級生であり、卒業後も親交があった二人。
お互い写真を制作するにあたって「自己」について考え表現することを始めているという点で共通しており、これから将来写真を撮っていきたいとの考えも同じであったことから、この度一緒に展覧会を開く運びとなりました。
■上野四索 作品 「Name my day」について
身近な生活圏を中心に撮り続けている。住宅街や都市部の人が造った環境はもはや個人のコントロールができず、それが私には「自然」のように思える。その感覚が私に興味深く思わせ写真を撮る動機を与えた。
しかし同時にこれが伝わらないことがある。私は家族関係に苦しみ、精神疾患を発症・治療中であり、セクシャルマイノリティである。私の素性を知っている人はこれらの写真から私のバックグランドを通した意味を見出されることがある。確かにアイデンティティを題材にした作品はたくさんある、がそれが第一義ではない。ただ私と作品と鑑賞者の間で認識の差が生じるのは考えなくてはならないと思った。
私は何を見ているのか、何を共有しているのか、それとも言葉が意味を繋いでいて別々のものを見ているのかと疑問を立て、私なりに表現しようと試み不鮮明な画像を撮影した。
■作品形態 ゼラチンシルバー・カラー 四切 15点
<経歴>
1989年 岐阜県生まれ
2012年 愛知淑徳大学 卒業
2015年 バンタンデザイン研究所 フォトグラフィー学科 卒業
■山田愛 作品「それでも」について
子供の頃は沢山の花が咲いた家で育ち、幸せだと信じていた。
引っ越しをする事になり、その家から離れてからはいつの間にか、コンプレックスばかりに目を向け始め家の中で一人で過ごす事が多くなっていった。そんな日々が続いていた時、何気なく手にした雑誌の「写真」に私は惹かれ、写真を撮る事を始め、復調していった。
花と家の中を撮るのは子供の頃の原風景を思い出すからだろう。
■作品形態 インクジェット・カラー A4サイズ12点
<経歴>
1985年 福島県生まれ
2015年 バンタンデザイン研究所 フォトグラフィー学科 卒業
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