「名刺判写真展」出展者募集 2021

展示について

あえて大きく伸ばさない。
8.3cm x 6cmの小さな写真に想いを込める。

皆さんは、名刺判写真をご存知ですか？名刺判写真（カルト・ド・ヴィジット）とは、1854年にフランスで発表されたカード型の写真で、19世紀中頃の欧米社会で大流行しました。名刺代わりに使われたり、友人や知り合いと気軽に交換し合ってコレクションして楽しまれていたそうです。現代の一般的な写真サイズといえばサービス判（L判）ですが、それよりも小さい【縦8.3cm、横6cm】の名刺判写真は、最近ではあまり見かけないサイズということもあり、かえって新鮮な印象があります。サイズが小さい分、見る人をグッと引き寄せる力もあるのかもしれませんね。

大判出力が手軽に出来る様になり、ギャラリーで展示される作品も大きな物が増えたように思います。でも、小さいサイズの良さもあるのです。大きな作品だと展示が終わった後、作品を飾る場所がない、なんて事もありそうですが、名刺判なら、展示が終わったら、部屋に飾っても良いし、誰かにプレゼントなんていうのもいいですよね。

小さな写真を額装して飾るためのフレームとマット（窓付き台紙）をご用意いたします。もちろん、展示会期終了後はフレーム付きのままお持ち帰りいただけます。この機会にぜひ小さな写真を楽しんでみてください。

フレームは全部異なる50種類から、無作為に皆様のもとにお送りします。
＜送付時期：8月末頃から順次＞

参加者の皆様には、届いた額にあわせて写真を選んでいただきます。
額と写真をどう組み合わせるかで、作品のイメージも変わります。
この新たなチャレンジをぜひ楽しんでください。

（※上の写真は額のイメージです）

フレームの種類は、届いてみてのお楽しみ！

毎年開催してきた「名刺判写真展」は、ナダールの名物企画の一つとも言える人気の展示です。50種類全てバラバラのフレームで、写真展ではあまり使われないデコラティブな装飾のもの、意外なカラーリングのものなど、そのバリエーションの豊かさは皆様にご好評いただいております。

例年は、この50種類の中から先着順でフレームの種類を選んでいただいていたのですが、今回はコロナ禍の中での開催ということあり、ギャラリー店頭にお越しいただいて選んでいただくことが難しい状況となりました。

そこで、今回お申し込みいただいた参加者の皆様へは、ギャラリーが無作為に1つ額を割り当てお届けすることにしました。自分では選ばないような意外性のある額が届くかもしれませんが、それゆえに、思いもよらぬ化学反応が起こる可能性を秘めています！

このチャレンジはきっとご自身の作品の新たな可能性を広げるきっかけにもなると思います。「どんな額が送られてくるかわからない」ということを、ぜひ楽しんでいただけると嬉しいです！

過去の展示風景

★全国からのご参加をお待ちしております。

搬入（展示作業）や、搬出（撤去作業）は、スタッフにお任せ頂くことも可能です。
最近では、福岡、香川、兵庫、滋賀、岐阜、静岡、山形、福島、北海道からのご参加も！

あなたの作品をぜひ写真専門ギャラリー・ナダールで見せてください。