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ナダールのこと その3
カテゴリー:スタッフ<オーナー・林和美> 2022-03-11更新
インターネット、HP、掲示板
私が、初めてグループ写真展に自分の意思で参加したのは、ミレニアムで話題持ちきりの1999年だったと思います。
写真展なんて、写真学校の卒業展(全員参加)に1枚出したくらいしか経験がありませんでした。
それなのに、どうして写真展に参加したかと言うとインターネット繋がりでした。
当時は、写真が好きな知らない人と繋がるには、HPやYahoo!の掲示板くらいしかありませんでした。
それでも、それまでにはなかった人との繋がりに、みんなおっかなびっくりしつつ、でもワクワクしていたと思います。
写真とインターネットは、とても親和性があったんだと思います。
写真が好きな人たちが、続々とHPを開設していきました。
それまでは、写真雑誌に投稿するか、写真展を開催するか、写真集を作るくらいしか、写真を見てもらうきっかけがありませんでした。
それがお金をかけず、しかも自分の力だけで出来るなんて!
私も例に漏れず、HPを作りました。
ホームページを作る市販のソフトだったので、出来ることも限られていましたが、掲載する写真を決めたり、並びを考えたりと時間を忘れて没頭しました。
トップ画面には。カウンターがあり、訪問者数をカウントしていました。
この数が増えていくのが、とても嬉しかったです。
今だと、フォロワー数やいいね!が増えるのが嬉しい感じに似ていると思います。
ある日、HPを見てくれた人から、プリントを買いたいとメールもらった時には、狐につままれたようでしたが、嬉しかったです。
写真展って楽しい!
話がそれましたが、Yahoo!掲示板で知り合った人と一緒に写真仲間を増やしていきました。
その仲間の1人が、知り合いのカフェバーのマスターが壁面を使わせてくれると言うので、みんなで写真展をやろうと言うことになりました。
当時は、アマチュアの人が気軽に写真展が出来るギャラリーは、ほとんどありませんでした。
カメラメーカーのギャラリーは、審査に通った人だけでしたし、作品を販売するコマーシャルギャラリーは、なかなか相手にしてもらえませんでした。
だから、自分たちの写真を展示して、知らない人に見てもらえるなんて、とにかく嬉しかったです。
開店前に設営させてもらい、夜は飲みながら展示作品について話す。知らない人ともリアルでも繋がれて、なんだか楽しくて楽しくて。難しい事は抜きにして、文化祭みたいに、みんなで盛り上がりました。
たとえ、コンテストや先生に認められなくても、写真ってこんなに楽しい!そんなことを感じました。
だから、ナダールの公募写真展も、アマチュアの人が気軽に参加出来て、繋がりも出来て、とにかく、嬉しくて、楽しくてを感じてもらえるようにと思っています。
(文章を読み返してみて、嬉しい、楽しいばっかり書いてて、笑ってしまいました。ははは。)
おまけ
只今、ナダールでは、写真展未経験、初心者の方向けの公募写真展「My first step」出展者募集中です。
この展示を、あなたの最初の一歩、次へのステップのきっかけにしてください。
※ナダールの展示に初めて参加される方は、出展料10%OFF
公募写真展「My first step」詳細はこちら > https://g-nadar.net/gallery/ex_entry/first-step2022_entry/