「日々の暮らしに写真と愛を」第五回「愛すること」

愛すること、愛されること。

究極の選択。
どちらかしか選べないとしたら、どちらを選びますか？

僕は、ナダールを始めてから、お客さんとスタッフに愛されてきました。
なんて言うと、バカじゃないの？と思われるかもしれません。
でも、自信があります。
だって、ナダールのまわりにはいい人が集まって来てくれるんです。

そして、それは僕が愛されることを選ばず、
愛することを選んだからだと思っています。

ナダールには沢山の方がいらっしゃいます。
笑顔の人、おしゃべりな人、気難しい人、怒っている人等々。
笑顔の人に接するのは楽しい。
怒っている人、気難しい人に接するのは、とても難しい。
では、どうすればいいか？
答えは、とにかく愛すること。

人を愛することから、全てが始まる。
愛されることも。
僕はそう思っています。

ー写真家・林和美