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【スタッフコラム】ナナメな写真 〜ポートレートのこと〜

カテゴリー: 2018-11-08更新

皆さまこんにちは。サポートスタッフの田中いづみです。

ギャラリーにはあまり出没しない影のサポートスタッフ、ということではじめましての方も多いかと思います。自称・ナダールのデザイン部長としてホームページをはじめ、ナダールで日々企てられているおもしろそうなコトに首を突っ込ませていただいています。

さてさて、早速ですが今回の【スタッフコラム】。

私のターンは「ナナメな写真」とタイトルをつけて、自己紹介的にゆるゆると普段あった出来事や頭の中に浮かんだコトを書いていくことにしました。

忙しい日々の箸休めとして、どうぞおつきあいくださいませ。

 

なぜ、写真がナナメる。

私はポートレートが好きです。見るのも撮るのも好きです。

人の気配が感じられる写真に心が動かされて、自分もこんな風に撮ってみたい!と、いつも挑戦するのですが、なぜか、なぜか、私のポートレートはいつもナナメっているんです。

技術的なことももちろんあります。けれど、それ以前に、被写体に向き合えていないのです。いつもナナメ45度から撮ってしまう。

 

正直、人を撮るのは苦手です。大好きなのに。

なぜかって、それはもう実はわかっていて、私は人と正面から向き合うのが少し怖いんです。「この人にどんな風に思われているんだろう」「いやな気持ちにさせていないだろうか」撮っている自分を見られるのがとっても怖いし恥ずかしいし。

そんな気持ちでファインダーを覗いているから、自分も緊張して相手も緊張させてしまっているんです。

私生活でもおんなじで、人にどう見られているか、こんなことを言ったらどう思われるかな、そんなことばかり気にしているから道で知りあいを見かけても、顔見り程度では声をかけられません。「あの人私のこと知らないだろうな」って、もうどんだけ卑屈!(笑)

ナナメの写真は悪い写真?

そんな卑屈な私のナナメな写真。すごく嫌いで、もっとあの人やあの人のように、人の素敵な表情を撮れるようになりたいって何度も思いました。

けれど、それって自分を否定してることだなって最近気がついたんです。

ナナメな写真は人と向き合うのが苦手な私そのもの。でも、それは私の個性ってことでいいんじゃない?って。

人と真正面から向き合えて、明るくて人気者でみんなの中心にいるような人にはなれないけど、私には私のいいところがあるのかも。30を過ぎて、やっとそんな風に思えるようになってきました。

向き合うのは苦手だけど、ポートレートが好きってことは本当は人が好きで気になって仕方がないんです。だから、私にとってはナナメな写真は悪い写真ではなくて、ちょっとクセ強めの愛すべき写真。

これからまた年を重ねながら私の写真は変わっていくのかな。それも一つの楽しみです。

みなさんは、どんなポートレートを撮りますか?

あ!そういえば、ちょうどナダールでもポートレート展が始まってますね!それでは、今度はぜひギャラリーでお会いしましょう。(テーマがカブったのは本当にたまたま!笑)

 

サポートスタッフ・田中いづみ