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ナダールのこと その2

カテゴリー: 2022-03-03更新

ナダールを作った理由

ナダールを始める前は、フォトエィジェンシーで会社員(営業)をしていました。

フォトエィジェンシー(ストックフォト/レンタルフォト)というのは、広告などで使われるような写真素材をあらかじめ図書館の様にストックしてある会社のことです。ストックの中から、広告制作会社や出版社等が目的に合った写真素材を選び、使用料を支払って使用します。例えば、ハワイ旅行が当たる!という宣伝(チラシやwebの記事)があるとすると、そこにイメージとして使われているワイキキビーチの写真は、フォトエィジェンシーのものだと考えてもらっていいと思います。わざわざカメラマンをハワイまで行かせて撮影させることは、余程のことがない限りほとんどありません。ちなみに、使用料の60%は、写真素材を撮影し預けているカメラマンさんにお支払いします。

扱う商品が写真なだけで、普通のサラリーマンです。
商品である写真を右から左。毎日毎日たくさんの写真を扱います。
もう少し、ゆっくりと写真と付き合いたい。
それがナダールを作った理由かもしれません。

ある日のこと

会社の休憩室でお昼のお弁当を食べていると、机の上にOLさん向けのフリーペーパーが置いてありました。活字中毒なこともあり、ご飯を食べながら、なんとなく見ていたら、「画廊経営塾」なるものの生徒募集が載っていました。読んでみると基礎講座の受講料は3万円。経営なんて出来るはずなさそうだけど、学ぶだけなら。しかも3万円なら出せるし。ちょっと行ってみようかな。軽い気持ちで申し込みました。

ドキドキしながら画廊経営塾に行ってみると。
画家の先生が、絵の販売について教えてくれた様に思います。正直内容はあまり覚えていません、、。それよりも、生徒として来ていた人たちがすごかったんです。アートコレクターさんや、ビルのオーナーさん等、お金持ちさんばかりでした。若造は、私一人。それゆえ、可愛がってもらいました。

そのご縁で、「うちのビルでギャラリー始めたんだけど、スケジュールが空いてるから、林くん使っていいよ。」と言ってもらいました。その時に企画したのが、「ポストカード展」でした。この展示が、今、ナダールでやっている公募企画展の元となっています。

ー 続く (なんだかナダールのことと言うより、林のことみたいになってきましたが、、)

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