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【今日の検索】スピゴットマウント

カテゴリー: 2021-01-21更新

今日の検索キーワードは「スピゴットマウント」です。

わたくし、1月27日より開催される「オールドレンズ写真展」に出展いたします。(ぜひ来てね。)

展覧会名通り、オールドレンズを使って撮った写真展です。

今回、選んだレンズは「CANON FD28mm F3,5」です。これ、全然珠玉の名レンズとかではありません。ヤフオクで2千円くらいでした。

イベントの記録用に買ったEOS M5が、イマイチ楽しくなくて、流行りのオールドレンズってやつにしたらいいのか?と興味本位でお試し買いでした。しかーし、これが良かったんです。なにこれ、楽しい!となりました。

さて、このFDレンズは少し変わった取り付け方をします。
レンズ本体回すのではく、レンズの根元のリングを回して取り付けます。
この方法のマウントは、「スピゴットマウント」と呼ばれます。

ちなみに、レンズマウントの機構は「ねじ込み式」「バヨネット式」「スピゴット式」の3種類に分けらます。

FDレンズは、1971年キヤノンがプロ用と位置付けたカメラ「Canon F-1」とともに登場しました。
当時は、先進的な技術に対応したものであったが、「手が3本要る」と揶揄されることも。どういう事かというと、レンズの着脱する際に、ボディを持つ手とレンズを持つ手の他に、もう一本締め付けリングを回すには3本目の手が要るじゃないか!という事です。これは、大型の超望遠となるとかなり厄介だったと想像できます。さらに、締め付けリングにロックがないことも問題視されていました。

レンズマウントの機構としては、あまり評判良くないですが、レンズの性能は!
それはまた次回?!

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