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第10回 めざせ個展_結果報告

カテゴリー: 2021-04-07更新

2022年3月24日〜4月4日の会期で開催していた「めざせ個展」の結果をご報告します。

「めざせ個展」は、個展を開催したいという作家さんたちにエントリーしてもらい、お客様に個展を見てみたいと思う作家さんを選んで投票していただき、最も得票数の多かった方が個展開催の権利を得られるという企画展です。今年はコロナ禍であることから、360度カメラ等を利用してオンラインでも作品をご覧いただける仕組みを用意し、フォームを利用してのオンライン投票を受け付けました。

今年も昨年同様定員の17名の方がエントリー。どの作品も完成度が高く、投票に悩まれる来場者のお客様が多く、2会場を何度も行ったり来たりされる姿が印象的でした。

そして、投票の結果、今年のグランプリは秋月武さんに、ナダール賞は山本美里さんに決定しました!

ご参加頂いた作家さん、投票頂いたみなさま、ありがとうございました。

1位・グランプリ / 秋月武さん「each」

コロナ禍で、自宅で過ごすことが増え、自分に向き合った人も多かったと思います。秋月さんの作品は、まさに見る人のコロナ禍での自分を振り返るきっかけにもなったのだと思います。自宅(部屋)という、それぞれのプライベートな空間を集めて、どのように個展という空間にしてくれるのか楽しみです。

第2位 / 悠美さん「VOICE」

優しく、あたたかく、儚く、切なく、美しい、力強い。
ただのポートレートではなく、人が持ついろんなものをきちんと作り込んで表現しています。

第3位 /オオクマアヤカさん「幻実 - there over, here under -」

作品の持つ優しい色は、「生きる希望を失った人へ、小さな光を見つけるキッカケを作りたい。」というオオクマさんの素直な気持ちだと思います。

ナダール賞 / 山本美里さん「透明人間 – Invisible mom -」

医療的ケア児とその母親が抱える特別支援学校の通学問題の「今」を、知ってもらいたい、伝えたいという気持ちが、ストレートに伝わってくる力強い作品でした。ナダール賞は、林和美写真画廊での個展となります。ナダール に比べ小さな空間での個展になりますが、それゆえに一人一人にきちんと伝えてもらえるのではという思いで選びました。

★ 得票数上位3名、ナダール賞の皆さんの受賞コメント ★

 

★出展者の皆さんの「めざせ個展」を終えての感想コメント★

 

===== 第10回めざせ個展結果 =====

★ 総合ポイント★
1位=秋月 武
2位=悠美
3位=オオクマ アヤカ

★ 会場でのリアル投票★
1位=山本美里
2位=コイシマキコ
3位=秋月 武

★ オンライン投票★
1位=秋月 武
2位=オオクマ アヤカ
3位=悠美

※リアル投票1票=5ポイント、オンライン投票1票=3ポイントで集計。

★ ナダール 賞★
山本美里

★ 参加者★
市川拓実、栗山頌平、武井住勇、くろめ、tomohan、Andy’s Photo Journey、K.Homma、オオクマ アヤカ、山本美里、みずのあや、Masa ASANO、コイシマキコ、風間 善光、秋月 武、Sunny Lee、やまもとみえこ、悠美

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