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【展示レポート】チェキ!展(2020年7月1日〜5日 開催)
カテゴリー:写真展<店長・早苗久美子> 2020-07-07更新
7月1日(水)〜5日(日)の5日間の会期で開催しました「チェキ!展」、無事に終了いたしました。短い会期でしたが、チェキ作品だけでの展示というコンセプトに興味をもって足を運んでくださるお客さまが多かったことが嬉しかったです。
簡単ではありますが、展示の様子をご紹介します。
今回の「チェキ!展」は、2種類の出展方法を選べる形式の公募展で、幅1m以内のスペースに自由に展示するA枠と、チェキ写真1点をナダールにて額装して展示するB枠、あわせて11名による展示となりました。
1m幅のスペースを自由に使えるA枠の展示は、飾り方も作品コンセプトも様々で、これが全てチェキなのかと思うと、その表現の幅広さに驚くばかりです。
1点の大きなフレームに沢山のチェキをコラージュしたもの、チェキから引き伸ばしてのパネル(しかも、1つの写真をいくつかのパネルに分割してプリント)にしたもの、額装3点のミニマムな作品。
チェキワイドで撮影した10点を1つのフレームに収めたものは、写真とマットの色合わせにもこだわりが。フレームを自作して作品の世界観にぴったり合わせてきた作品もありました。
A枠出展者の5名中、4名はチェキそのものを展示するスタイル、1名はチェキで撮影したものを引き伸ばして加工するスタイルでの展示でした。使用されたチェキフォーマットも、mini・スクエア・ワイドとバラエティ豊かです。
そして、チェキ1枚を額装するB枠の展示は6名の方が参加してくださいました。額装されたチェキを見る機会は少ないと思いますが、これがなかなか良いのです。そのままだと少しカジュアルな雰囲気のチェキ写真も、額に入れることで作品としての風格が。重くなりすぎない適度なカジュアルさを残した額装になったと思います。
チェキだけで開催する公募展は、ナダール初の試みでした。お客様にもとても好評でしたので、また開催したいと思います!
作品紹介
●田中結子「天然色採集 6月」
●伊藤有子
●フルヤ マモル「六月の記憶」
●さかいまみ「432」
●林和美「ナダールのそばで」
●oh_shino「決意」
●睦月たいよう「きおくのすみっこ」
●田島綾
●原田佳実「kalk」
●滝澤準一「遊具の視線」
●岡田和歌子「梅雨曇(つゆぐもり)」
ご来場いただきました皆さま、そして出展してくださった皆さま、ありがとうございました。次回チェキ展は来年以降、、、(かな?)。チェキ好きの皆さまの作品をまた拝見できる日を楽しみにしています!
(店長・サナエ)