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【スタッフコラム】一本の線をひく 第五話

カテゴリー: 2019-08-24更新

人生とは、白い紙に一本の線をひく様なものだと思い始めた今日この頃。

今日もカメラとペンとノートを持ってふらふらと。

みんなそれぞれ自分の人生を抱えて生きている。

同じものを見ても、感じ方は人それぞれ。

それがその人の人生。

ビルの谷間に生きる一本の木を見て、

狭苦しいところでかわいそうと感じる人もいれば、

ちゃんと陽に当たって懸命にに生きてるなと感じる人もいる。

自己肯定

目の前の被写体をどんな風に感じたのか。

それが自分の気持ちである事を確認する事。

被写体を見つめるという行為は、自分の感情の再確認。

写真を撮るって、とても大切な自己肯定なのかもしれない。

伝わらない。

自分の感情を撮った写真を人に見せる。

でも、うまく伝わらない。

それは、しかたのないこと。

見た人は、あなたが被写体を見た時の様に、

写真を見る。

その人の感情で。

伝えたい。

でも、どうしても伝えたい何かがあるなら、

写真を媒体にして、

身振り手振り、

泣いたり、笑ったりして、

伝えれば良い。

教えてください。

あなたの気持ち。

伝えてください、あなたの事を。

ギャラリーで。

ナダールは、お待ちしています。

ずっと、あなたのそばで。

 

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