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二人展「真夏のピークが去った。」が始まりました
カテゴリー:写真展<店長・早苗久美子> 2019-08-28更新
ナダールでは、本日より、Junji Matsuzaki、ヤマモトサヤカ 二人展「真夏のピークが去った。」が始まりました。
日本のロックバンド「フジファブリック」好きのお二人が、フジファブリックの楽曲「若者のすべて」が持つ世界観を写真で表現します。
お二人は、ナダールが昨年開催した公募写真展「Songs」で出会い、それをきっかけに、約1年かけて音楽をテーマにした二人展を開催するまでに至りました。そのこと自体、ギャラリー冥利につきる嬉しいことで、私自身も、今日という日を楽しみにしていました。
同じ楽曲をテーマにしていますが、作品制作へのアプローチも作風も、お二人とも全く異なります。Junji Matsuzakiさんはメロディーを写真で表現することに挑戦し、2009年に急逝されたボーカルの志村正彦氏の故郷である富士吉田市で撮影したスナップ写真を中心に構成。ヤマモトサヤカさんは、夏の季節感、いつの間にか季節が移り変わろうとしてゆく情景に、作家自身が楽曲を聴く時に感じる「切なくて胸が締め付けられるような感情」をポートレート写真を中心に構成。
折しも、今年は志村正彦氏の没後10年にあたります。今なおその輝きを失わない音楽の力と、写真を用いて表現する作家の想いが融合した展示を、ぜひご覧ください。
会期は、9月1日(日)までの5日間です。皆様のご来廊を心よりお待ちしております。