【スタッフコラム】ナナメな写真〜古いものの魅力〜

最近まで、特別意識したことがなかったのですが、どんな時に自分の心が動くかなとふと考えていたら「古いもの」に魅力を感じているのかも、と気がつきました。
クラシックなものを見ると、なんとも言えないワクワクした気持ちになるんです。

古いものには匂いがあります。
時間とともに蓄積された匂い、使った人の匂い、場所の匂い。
自分と全く関係のないものや場所だったとしても、なぜかその匂いに落ち着くのです。

モノなんだけれど、自分より長く生きている。
人生の先輩に見守られているような、そんな守られている感覚。

モノに神様が宿るという感覚は、日本特有の感覚なんだそう。
私はこの感覚がすごく好きです。

古い民家で過ごす夏のひとときなんて最高です。
扇風機とそうめんとスイカと甲子園。

季節外れの暑さのせいで、もう夏のことを考えてウキウキしてしまいました。
子どもの頃みたいな、何にもない夏休みをおばあちゃんの家で過ごす、なんてことはもうできないのかなぁ。

今年の夏は、ちょっとチャレンジしてみたいと思います。

田中いづみ

【スタッフコラム】ナナメな写真 〜古いものの魅力〜