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「写真と言葉」展募集に寄せて

カテゴリー: 2020-02-28更新

私が、2016年に銀座のArt Gallery M84さんで個展を開催した際の展覧会名は「余白色」でした。

風になびくススキの綿毛。陽に透けて白くなる、ねこじゃらしの輪郭。夏の色彩から本格的な紅葉へと移る間の白。この白を「余白色」と言うそうです。とても美しい言葉だと思います。

何かをしている時ではなく、何かが終わって、何かが始まるまで時間。
それを写真にとどめたい。
この頃の私は、そのことばかり考えていました。

そんな写真をまとめた写真展には、「余白色」という言葉が、同じ形の物を重ねる様に心の中でぴたりと合わさりました。

展覧会名は、とても大事な言葉です。
まさに「写真と言葉」。

あなたの写真に言葉をつけてください。
きっとそれは、あなたの心の形です。

ナダール公募展「写真と言葉」展、参加者募集中です。
詳細は、こちらをご覧ください。
https://g-nadar.net/gallery/ex_entry/kotoba_entry/

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