めざせ個展挑戦者紹介＿その3

＞個展にかける想い

自分の思いや世界観を何らかの形で表現する人間にとって、たくさんの中の１点、１組の作品ということでなく、一つの空間を自分の世界で満たすという作業は壮大であり、その経験は大きな価値を持っています。実はこの「めざせ個展」とは無関係に、個展は２度開催していますが、その経験は、闘って勝ち取るに値するものです。ガチを楽しみましょう。

＞展示作品について

視界を奪われることは「闇」と表現されます。自分の写真も夜とか、地下とかそういうものも多いですが、闇とは実は真っ暗とは限らない…
降り積む雪はおろか、雪雲すらも吹き飛ばす、寒風吹き荒ぶ津軽平野の冬。津軽鉄道の行く手には「地吹雪」と呼ばれる白い闇がいきなり襲い掛かります。

＞見に来て頂くお客様へのメッセージ

「〇〇もねぇ！〇〇もねぇ！」と叫びながらも、ご当地の歌手が故郷をこよなく愛することからわかるように、津軽は美しく、また奥深いところです。冬の厳しさを写真に捉えていますが、その美しさ、自然の力強さに触れてみたい、と思っていただけるような展示ができればと思います。