めざせ個展出展者紹介／ナダール会場

カテゴリー：写真展 2020-03-15更新

「めざせ個展」の出展作品。以下でご紹介する10名は、ナダール会場で作品をご覧いただけます。

玉掛理人　「光の子」

●作品について
タイトルの「光の子」は2つの意味を内包しています。1つ目は、子どもは誰でも可能性の中心に存在し、その可能性を追求しながら成長すると考えます。それは明るい光に包まれていて、未来に向けて歩む存在という意味を込めています。2つ目は、光を捉える写真の技術により形象化された子どもという意味です。2つの光で彫刻され、形づくられた子ども達が「光の子」なのです。

●来場者へのメッセージ
幸せな写真が撮りたいです。

戸谷慎之介　「旅の記録」

●作品について
私は旅をするのが好きです。自分が馴れ親しんだ文化とは異なるものがそこにあり、人々が日常を送っています。自分の目で見て、感動した情景を記録に残すため、モノクロフィルムで写真を撮っています。 今回は2019年に撮影した写真の中からネパールとモンゴルの写真を選びました。

●来場者へのメッセージ
展示点数を少なめにしたため、モノクロプリントの力強さをじっくり見ていただけると幸いです。

Misuzu Shibuya　「Anna」

●作品について
３年前から撮り続けているAnna 数々の作品の中で今回の展示に選んだのは記念すべき出会いの一作目です。 静かに揺蕩うAnna、黒髪、そして芍薬。 その美しい瞬間をレリーフのように水中に閉じ込めました。

●来場者へのメッセージ
この他にも色々なAnnaの表現を皆様に見て頂きたいです。

野口克美　「趨勢　すうせい」

●作品について
2019年7月　NineGalleryにてグループ展「偏愛７」で風景からゾワゾワし　た気配を切り取り出展したことによって、風景の側面に気づく。 12月　三村漢「めくるめくる展３」息差（いきざし）を出展。 今回、息づかいの先にある鼓動や有り様を感じて頂けたら嬉しいです。

●来場者へのメッセージ
趨勢（すうせい）の先を個展で観て頂きたいです。

林貴美　「笈の小文」

●作品について
旅や日常で出会った情景を詠み人は言葉で切り取り、写し人は憧れとともに写真で切り取る。今回は花の情景を言葉と写真で紡いだ作品を展示します。

「笈の小文」 江戸時代中期の松尾芭蕉による俳諧紀行文。江戸から出発し、鳴海、保美、伊賀上野、伊勢、吉野、奈良、大坂、須磨、明石などを巡った旅が綴られた。

●来場者へのメッセージ
めざせ個展は出発地。ここからまだ見ぬ世界へ飛び立ちます!!ゆるりと作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。

うらりん　「化す」

●作品について
撮影した写真は全て、オールドレンズといわれる古いレンズです。また、SONY α7ⅱのに機材にてカメラ内多重露光という機能を使い撮影しました。オールドレンズは実に様々な描写をしますが、現代レンズにはない独特のボケやフレア、ゴーストが出てきます。また、私は1つの写真の中に異なる焦点距離の単焦点レンズを複数使い、10〜13枚ほど重ねて立体感をだして撮影しています。photoshopやアプリを使った多重露光は基本使っていません。その場その場で感じた感情、空気、温度を大切に、魂を込めた作品たちです。

●来場者メッセージ
子供をもつワーママでも、写真で彩るライフを！

上野四索　「魂の滋養　-失恋のレシピ-」

●作品について
見る料理のような写真をねらい、中国薬膳の「同物同治」という考えから着想を得て制作しました。「調子の悪いところと同じところ」を摂ることによって治癒を図る考え方です。 今回は「失恋」に効きそうなものを作りました。モチーフを選ぶのに物語などを参考にしています。

●来場者へのメッセージ
良かったですかね？　フィードバックいただけたらうれしいです～

aya nishikaji　「eroticism」

●作品について
人の内面は複雑に絡み合い1つの感情だけではない。 哀と喜、怒と愛。愛と哀。楽と 哀。快と欲。恐と楽。快と愛。静と動。相反する感情と脳と心。不思議で怪奇。それを女性の身体を透視、美しく雅に魅了する。 自然が美しく雅に魅了する。感情とは心とは真実はどこに。

●来場者へのメッセージ
新しいジャンルでのグループ展参加は初めてです！想いや世界観が伝わればないいな！思っています。

日菜乃　「青春と気付かないまま」

●作品について
私たちはあと何回この道を走れるのだろう？
あと何回チャイムを聞けるのだろう？
あと何回失敗は許され、夢を見られるのだろう？
気付かないままに青春

●来場者へのメッセージ
毎日在廊か近くの場所にいるのでぜひ感想を聞かせてください！

三浦美穂

●作品について
身近な人、時間を撮りました。 写っているものは事実ではあるけれど、組合せによって、見た人がどのように感じるのかを今回の作品を通じて考えたいと思っています。

●来場者へのメッセージ
写真を楽しんでもらえればれ嬉しいです。