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第6回「#写真展」入賞者発表
2018-03-27更新
SNSの世界へナダールが飛び込んだ?!写真展。
その名も「#写真展」。その第6回目(テーマは「春の予感」)、入賞者を発表いたします。
今回は、なんと300枚近いご出展頂きました。ありがとうございました。やっぱり、春は人をワクワクさせる季節なのですね!インスタグラム上のギャラリーには、梅や桜の写真が一杯、もうすっかり春になりました!
各賞の受賞作品は以下です。
おめでとうございます!
北村写真機店賞
【店長賞/yamyさん】
くれなゐの 二尺伸びたる 薔薇の芽の
針やはらかに 春雨の降る
とは正岡子規の短歌。わずかな言葉の中に色彩や動き、いずれ芽は吹くであろうという期待を豊かに写述した子規を代表する作品である。
さて、今回の受賞作。一足早くやってきた春の陽気を裏切る雨は、やわらかい色の差しはじめたつぼみを打ち付ける。あわれ、雨に濡れ、水を含み、膨らみ垂れしだるつぼみ。けれども、私たちはやがてこのつぼみが花開くことを知っている。
雨の日は、カメラには向いていない日かも しれない。花は豊かに開いた状態が本領なのかもしれない。誰もが認める、大正義な、定番の美しさに追随するもの、それはそれで楽しい。
しかし、子規はこの短歌を作った時には肺を病み、不自由な病床から見えた庭先を見て作ったという。ある種の制約下の中で、未出現の美しさを掬い出すことも写真の果たす役割ではなかろうか。
本作品は花が花にならんとする過程は、別種の美しさがある。そこを推しました。
【副店長賞/モリサワジュンコさん】
まさに絵に描いたような春。手前の冬を感じる植物との対比で、寒さの中で春の暖かさを楽しみに待つ様子を感じたような気がしました。
【スタッフ賞/satoshiさん】
満開の花より蕾に厳かな春の始まりを感じてとても目を惹くお写真でした…
ナダール賞
【オーナー・林賞/新井ひろかさん】
桜を楽しむのは名所だけじゃないですよね。毎日の通勤、通学の途中で見る桜も、なんだかワクワクしますよね。桜だけでなく、標識が写っている事で、新しい職場や学校へ向かう道の途中に咲いていた桜を思い出させてくれました。春=始まりの予感ですね!
【マネージャー・早苗賞/山本勇夢さん】
早春の野焼き。ここから青々とした新芽が生えて、春には美しい草原になる。まさに、春の予感を感じました。春を待つご夫婦(かな?)の後ろ姿も良いですね。
【スタッフ・sawa賞/うおずみこうじさん】
3月。梅の花が散り始めると、儚い気持ちと共に、「あぁ、春はもうすぐそこに…」と、待ち遠しい気持ちにもなります。雨にうたれたお写真の、可愛らしくも艶やかな梅をみていたら、春の予感がしました。
受賞作品は、ナダールと北村写真機店で展示させて頂きます。ぜひご覧ください。
>ナダール店頭ミニミニギャラリー(ナダール賞の3作品のみ)
・会期:2018年4月1日〜29日
>北村写真機店店頭(全入賞の6作品)
・会期:2018年4月16日〜30日
次回#写真展のテーマは、「ワクワクドキドキ」です。
インスタグラム投稿の際に、「#写真展ワクワクドキドキ」をお願いします!