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【ナダールのある街/Vol.4】Atelier de Fromage
カテゴリー:ナダールのある街 2018-05-21更新
ナダールは表参道・南青山にあります。ご近所にはおしゃれなカフェやお店がたくさんありますので、ギャラリーにお越しの際には、青山の街をぶらりと歩くのもおすすめです。
そこで、オーナー・林と店長・サナエが、青山周辺のおすすめスポットを交互にご紹介していきたいと思います。題して「ナダールのある街」。Vol.4は、オーナー・林が「Atelier de Fromage」をご紹介します。
246から、エイベックスの新社屋を目印に路地に入る。昔ながらのお花屋さん、おうどん屋さんを通り過ぎ、右に入ったところに、そのお店はある。赤いデザインテントに白地で「Atelier de Fromage」と書かれている。テラス席もある、青山らしい洒落たお店だ。最近、雑誌やテレビて紹介される事も多く、いつもにぎわっている。何を隠そう、このお店。ナダールのお隣さん。ランチメニューの「焼きチーズカレー」が、私のオススメ。普通のチーズカレーではない、なんとブルーチーズの焼きカレーなのだ。うーん、チーズ好きにはたまらない。
写真は何とマリアージュ?!
林:チーズと言えばワインみたいな感じで連想ゲームしていくとこうなる。
アトリエ・ド・フロマージュ → チーズ → ワイン → マリアージュ(ははは、なんと貧相な。。)
というわけで、早苗くん、写真は何とマリアージュすると思う?街とか、お酒とかも合いそうだけど、早苗くんの場合はどうかね?
早苗:え、マリアージュ・・・ですか?う〜ん、何でしょうね。難しい。
マリアージュというのとは少し違うかもしれませんが、写真を撮るときにずっと憧れている音はあります。とあるアーティストの楽曲の1フレーズなのですが、その音に初めて接した時、これを写真に撮りたい!と思いました。以来、いつも私の中にはあの音があります。
林:音ね。なるほど、興味深い。当たり前だけど、写真とマリアージュするものは、人によって違うんだね。ちなみに、僕の場合はね。雨や曇りの日、雲によって柔らかく拡散された光なんだ。僕はこの光が一番落ち着く。激しいものよりも穏やかなものが好きだからかな。そう考えると、写真とマリアージュするものは、やっぱり、自分が好きなものや、心が反応するものなのかな?
早苗:心が反応する、というのは大切ですよね。理屈じゃないから、はっきりと言葉で説明するのも難しいですが、私が憧れてやまないあの音も、心に直接触れてくるような感じがしました。その音は私の中にある光のイメージだったんです。音を聞いて、この光を写し撮りたいと思いました。写真を撮る人にとっては、光というのやはり特別なものなのかもしれませんね。
林:ふむふむ。写真のマリアージュは理屈じゃないね。その人が心ひかれるもなんだね。写真は光を素材にして、心ひかれるものをスパイスに出来上がるんだね。うんうん。こうして、カメラを置いて、美味しい物を食べながら、写真の事を考えるのは楽しいもんだね。
アトリエ・ド・フロマージュさんは、創業者の松岡夫妻の「カマンベールチーズを作ってみたい」という思いから始まったそうです。 信州の小さな工房からスタートして、現在はショップ、レストランと7件のお店があります。チーズ好きの方は、ぜひ。
107-0062 東京都港区南青山3-8-5 デルックスビル1F
03-6459-2464
■営業時間
【ランチ】11:30~15:00(L.O. 14:30)
【ディナー】17:30~22:30(L.O. 21:30)
【商品販売】11:30~14:30・17:30~22:00
(写真・文=林和美)