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【贈る写真展】作品紹介 <1>
カテゴリー:写真展 2018-02-28更新
2018年1月24日〜2月4日の会期で開催した「贈る写真展」では、手紙を送るように写真を贈ることをイメージして、写真に言葉を添えて展示していただきました。15名の出展者さんそれぞれの想いが伝わってくる作品ばかりで、お客さまからも「改めて写真の良さを実感しました」「温かく優しい気持ちになれました」などのご感想をいただきました。
そんな素敵な展示作品を、3回に分けてブログでもご紹介させていただきます。今回ご紹介するのは、こちらの方々です。
・上原阿弥さん
・碓氷懐璃さん
・Kanako Kuwabaraさん
・川島健太さん
・北堀清登さん
上原阿弥さん 「HAPPY NEW YEAR! 」
大好きな彼へ
新しい年をまた一緒に迎えられたね。
また一年沢山の思い出ができて、沢山の景色を撮ることが出来たのも
いつも貴方がそばにいていろんな場所へ連れて行ってくれるからです。
次はどんな場所へ行くのかどんな景色が見られるのか今からとても楽しみです。
2018年が二人にとって沢山笑顔になれる年でありますように。
大好きな貴方へ心からの感謝を込めて。
(Ranua Wildlife Park in Finland. 2017.12.30)
世界最北にあると言われている動物園にて。
碓氷懐璃さん 「名前のない地図」
PMへ
街中がクリスマスに染まる頃
あのかりそめの語らいを思い出す
今でも知らない他人に面影を見つけ
ハッとして身が引き締まる
傷つけてしまった分
強くならなければとひとり誓う
空は真っ暗だって
イルミネーションが見れたなら心躍るように
闇から抜け出した私がまた輝けたなら
その日々さえも誇れる気がするよ
Kanako Kuwabaraさん
音楽で関わってくれている人たちへ
バンクーバーの街中で弾いたピアノは最高に気持ちがよかった。
私のピアノを聴いてたくさんの人が立ち止まった。
この小さなピアニストたちも。
音楽に傷つけられ助けられる毎日はやっぱり最高にシアワセだと思った。
音楽をきっかけに関わってくれているすべての人にありがとう。
川島健太さん 「船旅」
相方さんへ
人生の船旅
楽しいときも 苦しいときも
嬉しいときも 悲しいときも
同じ船で 常に笑顔で
ゆらゆら ゆらゆら
いつまでも どこまでも
共に旅を続けよう
北堀清登さん 「10,000kmの彼方」
この会期初日に誕生日を迎える shion へ
あなたにとって、ずっと憧れだった土地は、
あなたにとって、ほろ苦い思い出になった街でもありましたね。
それでも歯を食いしばって、我慢をしていた日々…。
Skype越しの寂しそうな顔を見かねて、
海外に行くなんて一生できやしないと畏怖の念を持っていた僕に、
未知なる一歩を踏み出させてくれたのも、
日本では味わえない景色をたくさん見せてもらったのも、
あなたのおかげです。
ハドソン湾の上空で「悔しい」と、
こぼした涙を、僕はきっと忘れないでしょう。
これからは、新しい名前のパスポートと一緒に、
たくさんの景色を笑顔で見られますように。