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【ナダールのある街/Vol.6】うつわ 大福
カテゴリー:スタッフ<オーナー・林和美> 2018-12-13更新
ナダールは表参道・南青山にあります。ご近所にはおしゃれなカフェやお店がたくさんありますので、ギャラリーにお越しの際には、青山の街をぶらりと歩くのもおすすめです。
そこで、オーナー・林と店長・サナエが、青山周辺のおすすめスポットを交互にご紹介していきたいと思います。題して「ナダールのある街」。Vol.6は、オーナー・林が「うつわ 大福」をご紹介します。
うつわ大福さんは、ナダールの隣のビル1Fにある。ナダールが渋谷から移転した際に、ご挨拶に伺ったのでがきっかけで仲良くさせて頂いている。店内には作家もの中心の器の並び、所々にはお花が活けてある上品な空間だ。でも、たこ焼きやみたらし団子の箸置きがあったりと緊張させない心地良い空間となっている。
ガラスの扉を開けて店内に入る。
器と写真の共通点?!
林:突然だが早苗君。器と写真の共通点は何かね?
早苗:「盛れる」ところ。っていうのは半分冗談ですが、、。空間を演出できるところとか、組み合わせで世界観を表現できるところとか、でしょうか。
林:なるほど。うまいこと言うね。私は、どちらも生活に根付いているものだと思うんだよ。器も写真もなくても生きていけるけど、ないと困るし寂しい。さらに、その延長線に芸術としての役割を持っているという点も共通だと思うんだ。芸術というと、生きていくには必要ないものみたいだよね。でも、人は芸術作品を作る事で社会を作り、感じ受け入れる事で自分を形成する。ちょっと大げさかな。。はは。
(写真下:取材なのに、いつしか真剣に物色し始める店長・早苗。。)
愛でる事は、人を優しくする。
林:ところで、早苗君。最近器買った?
早苗:そんなに最近ではないですが、1年くらい前に、ここ器大福さんで素敵なお皿を買いました。
林:では、写真は?
早苗:これも1年以上前になってしまいますが、好きな作家さんのプリントを購入しました。写真だけじゃなくて、小さな絵も時々買うことがあります。
林:とても良い事だね。器も写真も、愛でる事が出来る。芸術作品でも自然でも、愛でる事は、人を優しくする。私はそう思うんだ。どんなに忙しくても、どんなにつらくても、何かを愛でる事は出来る。それに気付けば人生はもっと豊かになる。だからこそ、愛でようとする自分の心を大切にするんだよ。
うつわ 大福
〒107-0062 東京都港区南青山3-8-5 デルックス南青山1F
営業時間 11:00-19:00 (火曜定休)
https://www.utsuwa-daifuku.net/
(写真・文=林和美)
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